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名古屋サポ、久米社長に大ブーイング 監督には拍手も「ゴメンナサイ」連呼

[ 2016年11月3日 16:19 ]

明治安田生命J1第2S第17節 ( 2016年11月3日    パロ瑞穂 )

湘南に1―3で敗れて初のJ2降格が決まり、肩を落とす闘莉王(中央)ら名古屋イレブン

 試合後に行われた名古屋の最終戦セレモニーでは、挨拶に立った久米一正社長(61)にサポーターから容赦ないブーイングが降り注いだ。

 すでに降格が決まっていた湘南にも3失点大敗を喫し、クラブ初のJ2降格決定。昨季までゼネラルマネジャー(GM)も兼ねていた久米社長がマイクの前に立つや巻き起こった大ブーイングは、「多くの皆様より期待を寄せていただきながらJ2リーグに降格してしまったことをグランパスサポーター、スポンサー、チームを支えていただくすべての皆様に心よりお詫び申し上げます」との謝罪にも鳴りやむことはなかった。

 対照的に、8月末から指揮を執り3勝2分け3敗と五分の成績を残したボスコ・ジェロブスキー監督(54)が続いて挨拶に立つと大きな拍手。「本当にグランパスの歴史にとってきょうは残念な日です」との英語に続いて日本語で「ホントニゴメンナサイ」と直接謝罪の言葉を口にすると、再びスタンドから大きな拍手が降り注いだ。

 ジェロブスキー監督はセレモニー後のインタビューでも「ゴメンナサイ」を連呼。「このチームはもっともっと強くならなければいけない。これからもこのチームを愛して応援してほしい」とサポーターに呼びかけた。

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2016年11月3日のニュース