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神戸、ハイブリッド芝生を練習場でテスト「ケガの確率減っている」

[ 2016年10月28日 10:25 ]

 J1神戸は27日、神戸市西区の練習場でハイブリッド芝生のテスト施行を実施した。将来的にはノエビアスタジアムの全面張り替えを検討しており、英国に拠点を置くSIS社の「SIS Grass」を練習場のゴール裏に初導入。同時に説明会も開かれ、全国から訪れた芝生関係者ら約50人に対して、同社担当者は「選手は人工芝と感じないし、ケガの確率も減っている」と話した。

 補強材として人工芝を植え、そこに天然芝の根が絡むことで強度が増すという仕組み。従来の人工芝とはまったく別物で、まだJリーグでは導入が認可されていないものの、世界的には幅広く採用されており、18年W杯ロシア大会の決勝会場でも「SIS Grass」のハイブリッド芝が使われる。早ければ18年シーズン開幕からノエスタへの本格導入をクラブは検討している。

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2016年10月28日のニュース