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ヤングなでしこ「10番」は最小兵1メートル53の慶大生・籾木 

[ 2016年10月25日 05:30 ]

U―20女子W杯代表21人発表

日本代表を発表し、記念撮影する(左から)籾木、高倉監督、乗松
Photo By 共同

 日本サッカー協会は24日、11月13日に開幕するU―20女子W杯パプアニューギニア大会に挑む、日本代表21選手を発表した。エースナンバー「10」を背負うのは慶大生でもある日テレの籾木結花(20)。なでしこジャパンの指揮官でもある高倉麻子監督(48)の下、自国開催で過去最高の3位となった12年以来2大会ぶりの出場で、ヤングなでしこ初の頂点を目指す。

 ヤングなでしこ最小1メートル53の背番号10が、世界獲りを率いる。FW籾木は、3歳までを米ニューヨークで過ごした帰国子女で、現役慶大生と日テレ・ベレーザ2つの顔を持つ文武両道プレーヤー。大学には週4で通いながら、今季チームのリーグ2連覇達成にも大きく貢献した。日テレではMFとしてプレーしているが、今回はFWとして日本代表に選出。高倉監督は選考理由について「6試合を戦う中で、いろんなポジションをできること。組み合わせの変化に対応できる選手を優先に選考した」と明かした。

 目標とする選手はバルセロナの“MSN”(メッシ、スアレス、ネイマール)。「メッシのスピードと決定力、スアレスの守備力、ネイマールのサッカーを楽しむ姿、3人の良いところを併せた選手を目指したい」と笑顔を見せた。自身の小さな背中に背負う10という数字に対して「似合う選手にならなければいけない。今回選ばれなかった選手の分まで、私自身の全てを懸けて戦いたい」と気持ちを込めた。

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