興梠 第2S優勝決定的弾!2発でJ史上12人目100得点

[ 2016年10月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第2S第15節 ( 2016年10月22日    デンカS )

<新潟・浦和>後半終了間際、興梠(右から2人目)がJリーグ通算100得点目となるゴールを決める
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 明治安田生命J1第2ステージ(S)第15節9試合は22日各地で行われ、第2S首位の浦和はアウェーで新潟に2―1で競り勝ち、今季2度目のリーグ5連勝を飾った。FW興梠慎三(30)が全2ゴールを叩き出し、史上12人目のJ1通算100得点を達成。自己最多となるシーズン14得点を挙げたエースの活躍で、第2S制覇をほぼ手中に収めた。また、年間勝ち点1位も守った。湘南は2―3で大宮に敗れ、年間17位以下が確定し、来季のJ2リーグ降格が決まった。

 背番号30が第2S優勝の当確ランプをともした。前半7分、最終ラインの裏へ抜けだし、遠藤のロングフィードに反応。落ち着いて持ち運ぶと、左足で先制点を叩き込んだ。1―1の後半45分にも関根の左クロスを李がニアサイドでつぶれると、中央の興梠が体勢を崩しながらも左足で合わせた。優勝を決定づける決勝弾。07年以来となる同一シーズン2度目のリーグ5連勝を果たし、「ルヴァン杯で優勝したことで殻が破れた。この勢いのままタイトルを獲りたい」。勝負どころで敗れてきたのは過去の話と言わんばかりに殊勲のストライカーは納得の表情を見せた。

 2ゴールの固め打ちで今季の個人ミッションを完遂させた。J1通算310試合目で節目となる同通算100得点を達成。史上12人目の快挙は、開幕戦から掲げていた目標だった。「100ゴールは過去を見ても有名な人たちばかり。自分の名を刻めてうれしく思う」。鹿島、浦和で決めた得点はともに49得点だった。この2得点で古巣でのゴール数も2つ上回り、シーズン自己最多の14得点にまで積み上げた。頼れる男についてペトロヴィッチ監督は「まだ100点しか取っていないのかという感じ。彼の能力からしたらもっと得点を重ねられる」と評する。リオ五輪後は少しコンディションを落としたが、再び量産態勢に入った。

 川崎Fも勝ったため、第2S優勝は持ち越しとなった。残り2試合で勝ち点差は「6」。だが、得失点は「11」のリードとなり、たとえ、川崎が連勝し、浦和が連敗したとしてもひっくり返される可能性は低い。もちろん次節で引き分け以上なら、自力で昨季の第1S以来のステージ制覇が決まる。

 個人的な目標を達成し「これで気持ちよく引退できるかな」とジョークを飛ばした興梠はこれからはチームタイトルへ突っ走るだけ。「あとは年間勝ち点1位とCSのタイトルを達成できれば凄いハッピーな年になる」と笑った。新たな勲章を手にしたストライカーはチームのためだけにゴールを狙う。

 ≪興梠J通算100得点史上12人目≫ 浦和FW興梠が2得点で史上12人目のJ1リーグ通算100ゴールを達成。興梠はリーグ戦ではハットトリック(1試合3得点以上)が1回もなく、これは100得点以上12人で興梠だけ。固め打ちが少なく、310試合目での大台到達はFW11人(MF藤田=404試合)で最も遅い。

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