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川崎F森谷先制弾&憲剛トドメ弾 年間1位残った1差

[ 2016年10月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第2S第15節 ( 2016年10月22日    等々力 )

<川崎F・広島>後半アディショナルタイム、ゴールを決める・中村(右)
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 広島の堅い守備に苦しみながらも、川崎Fが2―0で広島に勝った。年間順位で2位以内が確定し、首位浦和との1差もキープした。後半39分、途中出場の森谷がゴール正面で小林のパスを受けて右足でミドルシュート。ゴール左上に決まると風間監督もベンチ前で珍しくガッツポーズだ。

 「得意な形、練習でもやっていた。出たら結果を残そうと思っていた」というスーパーサブ森谷の貴重なゴール。さらに後半50分にはGK林も攻撃参加した相手CKの場面からカウンターを仕掛け、中村が冷静に決めてダメを押した。1日の神戸戦で左足を痛め、今週から全体練習に合流したばかりの司令塔は「広島と我慢比べだった。エウシーニョがパスをカットして、チャンスになったので全力で走った」と胸を張った。

 勝ち点も69に伸ばし、06年に67を記録したチーム最多年間勝ち点も更新した。第2ステージ優勝は厳しくなったが、悲願の日本一へ、チャンピオンシップで少しでも有利に戦えるように年間1位の目標は変わっていない。無失点勝利も8月6日の甲府戦以来8試合ぶり。「ゼロに抑えたのは大きい。一体感が出てきて、こういう勝ち方は大きい」と中村。残り2試合、全力で目標に向かう。

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2016年10月23日のニュース