リッピ氏　中国代表監督就任、Ｗ杯最終予選最下位から巻き返し期す

中国代表監督に就任したマルチェロ・リッピ氏
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　０６年Ｗ杯ドイツ大会で母国イタリアを優勝に導いた名将のマルチェロ・リッピ氏（６８）が中国代表監督に就任した。２２日、中国協会が公式サイトで発表した。

　リッピ氏は１２～１４年に中国１部・広州恒大を指揮。１３年にアジアＣＬで優勝を果たした。中国メディアでは広州恒大に復帰し、代表とクラブの監督を兼任する可能性が伝えられていたが、クラブは２２日に公式サイトで「８月３日にリッピ氏と結んでいた監督契約を、友好な交渉の末に解消した」と発表した。

　中国代表は１８年Ｗ杯ロシア大会アジア最終予選に進出したものの、Ａ組で１分け３敗の最下位に低迷。今月１３日に高洪波監督（５０）が辞任していた。