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名古屋、再び降格圏転落 新潟は残留圏も勝ち点で名古屋と並ぶ 甲府も1差

[ 2016年10月22日 17:50 ]

明治安田生命J1第2S第15節 ( 2016年10月22日 )

<名古屋・磐田>引き分け、厳しい表情で整列する闘莉王(右から2人目)ら名古屋イレブン
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグ第2ステージは22日、W杯アジア最終予選による中断が明け、リーグ戦を再開。各地で第15節の9試合が行われ、浦和が5連勝をマークして第2ステージ、年間勝ち点とも首位を守った。一方、湘南は前節降格が決定した福岡に続き、今季2チーム目のJ2降格が決定。甲府は降格圏を脱出し、名古屋が再び降格圏に転落した。

 浦和は興梠の2得点で新潟を2―1で下し、5連勝。神戸と川崎Fがともに引き分け以下に終わればステージ優勝が決まるところだったが、川崎Fが2―0で広島を下したため、優勝決定は次節以降に持ち越しとなった。2得点の興梠は史上12人目となるJ1通算100ゴールを達成した。

 前節2位に浮上した神戸は0―3で仙台に敗れ、8試合ぶりの敗戦で3位に後退。川崎Fは第2ステージ、年間勝ち点とも浦和に次ぐ2位で、第2ステージは残り2試合で勝ち点6差と厳しい数字だが、年間勝ち点ではわずか1差につけている。

 J1残留争いも佳境を迎え、残留するには残り3戦全勝するしかなかった湘南は0―3から2点を返したものの大宮に1点差で敗れ、3年ぶり4度目の降格が決定。甲府が前節降格が決まった福岡に2―1で勝って前節の16位から14位に浮上した一方で、名古屋は1―1で磐田と引き分けて再び降格圏の16位に転落。浦和に敗れた新潟も順位は15位だが、年間勝ち点30で名古屋と並んだ。湘南を破った大宮は9戦負けなしとなっている。

 鳥栖は鎌田の2ゴールで柏に3―2で勝利を収めた。柏は7戦ぶりの敗戦。FC東京は2―1で鹿島を下し、2連勝。第1ステージ覇者の鹿島は2連敗となった。横浜とG大阪は2―2で引き分けた。

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