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香川、逆襲フル出場 不発も光見えた「課題はゴールの意識」

[ 2016年10月20日 05:30 ]

欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第3節F組 ( 2016年10月18日 )

<スポルティング・ドルトムント>後半、攻め込む香川(AP)
Photo By AP

 8試合が18日に各地で行われ、ドルトムントの日本代表MF香川真司(27)は敵地スポルティング(ポルトガル)戦に先発し、2―1の勝利に貢献。得点こそなかったが、8月27日のマインツとのリーグ開幕戦以来、今季3度目のフル出場を果たした。

 出場機会に恵まれない香川が逆襲への第一歩をしるした。得点には絡まなかったが、90分間ピッチを走り続けたのは8月27日のマインツとのリーグ開幕戦以来となった。難敵スポルティングを2―1で下し、香川は「大事な1試合だったのでアウェーで勝ち点3は大きい」と振り返った。

 主力の相次ぐ故障で巡ってきたチャンスだった。前半はサイドにボールを散らして好機を演出。だが、後半は防戦一方となり、香川もゴールから遠ざかって、消化不良の内容が続いた。同ロスタイムにやっと初シュート。「課題はゴールの意識。狭いエリアに入り込んでシュートで終わらないと。それが自分の良さ。もっとアグレッシブにやれる。修正しながら地道にやっていく」と巻き返しを誓った。

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2016年10月20日のニュース