リッピ氏、中国代表監督就任の可能性 広州恒大と“二足のわらじ”も

[ 2016年10月19日 11:30 ]

マルチェロ・リッピ氏
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 イタリア人指揮官のマルチェロ・リッピ氏(68)が、空席となっている中国代表監督に就任する可能性が浮上した。

 06年W杯ドイツ大会で母国イタリア代表を頂点へと導いた名将は来季、12~14年シーズンで指揮を執り、13年にはACL制覇でチームをクラブ史上初のアジア頂点へと導いた中国1部・広州恒大への復帰が内定しているが、19日付の中国メディアによれば、現在は中国代表監督就任に関する交渉も同時並行で行っているようで、話がまとまれば、来季は広州恒大と中国代表を兼任する“二足のわらじ”を履く可能性があるという。 

 中国代表は18年W杯ロシア大会アジア最終予選に進出。日本とは別のイラン、ウズベキスタン、韓国、シリア、カタールと同組のAグループに入った。02年W杯日韓大会以来となるW杯出場を目指す中、9月1日の韓国との初戦に2-3で敗れると、同6日のホーム・イラン戦で0-0の引き分けで勝ち点1を奪ったものの、その後はシリアにホームでまさかの黒星を喫するなど2連敗。ここまで1分け3敗のグループ最下位に沈んでいる。

 今月13日には、成績不振により高洪波監督(50)が辞任を表明、中国サッカー協会は後任探しに着手していた。その中で、地元中国メディアでかつてJリーグの磐田を率いたことでも知られる、現広州恒大のブラジル人指揮官フェリペ・スコラーリ監督(67)らを後任の有力候補として名前を挙げていたが、ここに来てリッピ氏が急浮上しているという。

 中国メディアによれば、交渉はすでに来季の指揮官就任が内定している広州恒大を交えて行っているようで、兼任となれば、広州恒大がリッピ氏の全サラリーを負担する可能性が高いという。年俸の総額は20億円にも上ると言われている。

 リッピ氏は12年5月に広州恒大と2年半契約。クラブの豊富な資金力もあり大型補強に成功し、リーグでは12、13,14年シーズンで3連覇を達成。13年にはアジアCLを制覇し、欧州CL、アジアCLの両大会を制した初の指揮官となった。15年2月に「今度は欧州の代表チームを率いたい」と退任を発表。その後はACミランやイタリア代表のダイレクター就任の話も浮上していたが、最終的には実現せずに終わっていた。

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