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鄭大世&大前2戦連続アベック弾! 清水、今季2度目の3連勝

[ 2016年10月17日 07:55 ]

明治安田生命J2第36節 ( 2016年10月16日    石川西部 )

 清水は敵地で金沢に快勝し、今季2度目の3連勝を飾った。FW鄭大世(32)とMF大前元紀(26)が2試合連続となる今季5度目のアベック弾で勝ち点3を重ねた。

 前半31分、鄭大世が「(DF三浦)弦太から良いクロスが来た」と頭で合わせて先制。その背番号9からのパスを後半19分、大前がワンタッチで追加点。「大世選手は(ゴールの場面の)前から(自分を)狙ってくれていたし、良い関係でできたと思う。お互いがうまくパスを出し合えたし、お互いが点を取れたのは良かった」と息が合った。

 さらに4分後、再び鄭大世が1発決め、得点ランキングでリーグ首位に躍り出た。

 17日は、ちょうど1年前にJ1から降格が決まった日。零封勝利にも大前は「点は取れているが、取った後に自分たちの時間帯で回す力がまだない。J1で強いチームを見ても、あれだけ点差が離れていれば、勝っているチームの方がうまくボールを回してゲームを終わらせている」と満足していない。昇格に向けて残り6戦。次節相手の北九州に対して「(前回は)ギリギリで勝った試合だったし、キャンプの時も大勝した訳じゃない」と警戒。「今日(16日)の試合のように自分たちは自動昇格を狙って相手は残留を目指すという、気持ちは違うが、厳しい戦いになってくる。1週間準備してやっていきたい」と気の緩みはない。

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2016年10月17日のニュース