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浦和 直接対決に4発圧勝、第2S首位死守 川崎F●で年間首位

[ 2016年10月1日 15:59 ]

明治安田生命J1第2S第14節 ( 2016年10月1日    埼玉 )

<浦和・G大阪>前半6分、高木(右から2人目)の得点に喜ぶ浦和イレブン

 明治安田生命J1リーグ第2ステージは1日、第14節が行われ、第2S首位の浦和が同3位・G大阪との直接対決を4―0で制し、4連勝で第2S首位を守った。浦和は年間勝ち点を67に伸ばし、同66の川崎Fが神戸に敗れたため年間勝ち点でも首位に躍り出た。

 元日本代表MF阿部勇樹(35)が史上最年少でJ1通算500試合出場を達成した記念マッチ。浦和は前半6分に先制して幸先良くスタートを切った。右クロスにMF高木俊幸(25)が右足を合わせて2試合連続ゴール。前半を1点リードで折り返すと、後半5分にはペナルティーエリア手前からMF武藤雄樹(27)が放った豪快な左足シュートが相手DF西野貴治(23)に当たってコースが変わり、ゴール右に突き刺さって2点をリード。

 後半38分にはMF宇賀神友弥(28)が右クロスを左足で決めて3点目、同42分にはFWズラタン(32)が右足で4点目を決め、ほとんどシュートを打てなかったG大阪に4ゴールを浴びせて完勝した。

 G大阪は後半開始から元日本代表MF藤本淳吾(32)を投入するなど打開を図ったが、浦和の攻撃に圧倒される場面が多く、力を出し切れず。後半14分には相手の日本代表DF槙野智章(29)と競り合いの末もつれ合って倒れた際に右パンチを入れたとしてFWアデミウソン(22)が一発退場となるなど、後味の悪さを残した。G大阪の第2S勝ち点は27のままで、同34とした首位・浦和とは残り3試合で7差。逆転優勝は厳しくなった。

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