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元なでしこジャパンFW丸山が引退 11年W杯優勝に貢献 五輪は3度出場

[ 2016年9月30日 19:28 ]

コノミヤ高槻のFW丸山桂里奈

 サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン」元メンバーで、なでしこリーグのコノミヤ高槻に所属するFW丸山桂里奈(33)が今シーズンをもって現役引退することが30日、分かった。コノミヤ高槻がこの日発表した。

 丸山は東京都大田区出身。なでしこジャパンのメンバーとして、2011年の女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場。準々決勝のドイツ戦で途中出場して決勝ゴールを決めるなど、日本のW杯初優勝に貢献した。五輪には04年アテネ、08年北京、12年ロンドンと3大会連続出場。ロンドン五輪では銀メダル獲得に貢献した。なでしこジャパンでは79試合に出場し、14得点。なでしこリーグでは通算192試合に出場して59得点を挙げている。

 引退について丸山はクラブを通じてコメントを発表。「今季限りで引退することになりました。高槻では5年間お世話になり、加入当初はケガでプレーできない中、本当に色々な方に支えていただきました。心から感謝しています。素晴らしい監督、コーチ、スタッフ、サポーター、そして一番は高槻のチームメートと出会えたことに感謝しています。その思いを胸に、残り4戦に、すべてを出し切ります」とメッセージを送った。

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2016年9月30日のニュース