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U16日本 決勝進出ならず…イラクに4失点逆転負け

[ 2016年9月29日 21:26 ]

 サッカーのU―16アジア選手権準決勝が29日にインドのゴアで行われ、日本はイラクに2―4で敗れ、決勝進出を逃した。今大会で4強に入り、来年行われるU―17W杯の出場権は得たものの、アジア制覇を果たすことは出来なかった。

 日本は前半19分にMFダウードに先制を許すも同30分、FW山田寛人(16=C大阪U―18)が裏へ抜け出し、スルーパスを受けると右足で豪快にネットを揺らし同点に追いつく。

 同42分、今度は山田が左サイドからグラウンダーのクロスを入れるとFW宮代大聖(16=川崎F・U―18)が相手DFと競り合いながらゴール前に飛び込む。だが宮代はこのボールに触れずスルーすると、裏をつかれた相手GKは一歩も動けず。そのままゴールインとなり逆転に成功。

 1点リードで折り返した日本は後半14分、MF鈴木に代わってFW久保建英(15=FC東京U―18)を投入。同代表では定位置となる4―4―2の右MFに入った。

 追加点を狙う日本は宮代に3度の決定機が訪れるもシュートがクロスバーを叩くなど決めきれず。すると同22分DFアブドゥルサダに同点弾を献上。続く同35分にはDF瀬古がペナルティエリア内で後方から相手選手を倒してしまい、この試合2枚目のイエローカードで退場。このPKをMFダウードに決められてしまい逆転を許した。

 数的不利となった日本は終了間際にもMFダウードにこの試合3点目となるPKを決められ、2―4で試合終了。4強で姿を消した。

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2016年9月29日のニュース