名古屋　闘莉王決勝アシスト！２戦ぶり勝利　新潟、甲府にプレッシャー

明治安田生命Ｊ１第２Ｓ第１３節 名古屋２―１仙台

（9月25日 ユアスタ　）
　元日本代表ＤＦ田中マルクス闘莉王（３５）が決勝点をアシストし、名古屋が２試合ぶりの勝利を飾った。敵地に乗り込んだ仙台戦は、開始早々の前半２分に試合が動いた。最終ラインからボールを持ち上がった闘莉王が、ハーフウェーライン付近から右足で約４０メートルのロングフィード。抜け出したＦＷ小川が右足ダイレクトでシュートを沈め、先制に成功した。

　前半途中からは攻め込まれる場面もあったが、後半１２分にはＭＦ田口が高い位置でボールをカットし、そのままＧＫもかわし左足で追加点。その後の仙台の攻撃を最少失点でしのぎ、２―１で勝利した。闘莉王の加入後は、これで２勝１敗。降格圏からの脱出まではいかないものの、年間の総勝ち点を「２６」に積み上げ、迫る新潟や甲府にプレッシャーをかけた。