Ｕ１６久保“ＰＫ誘うドリブル”指令　森山監督が期待

ＰＫを誘うドリブル指令を受けた攻撃のキーマン久保

Ｕ―１６アジア選手権インド大会準々決勝 Ｕ―１６日本代表―Ｕ―１６ＵＡＥ代表

（9月25日 インド）
　Ｕ―１６アジア選手権インド大会に出場している日本代表の森山佳郎監督（４８）は２４日、２大会ぶりのＵ―１７Ｗ杯出場を懸けた２５日の準々決勝ＵＡＥ戦に向け、前日会見に臨んだ。

　１次リーグ３試合を２１得点無失点と圧倒的な強さで勝ち上がったが、慢心はなし。特に相手のカウンター攻撃を警戒。「スピードと迫力が違う。１失点は覚悟した上で２点取れるか」と話した。

　一方、攻撃のキーマンとなるのはＦＷ久保（ＦＣ東京Ｕ―１８）、ＭＦ鈴木（Ｃ大阪Ｕ―１８）の２人。ＵＡＥの守備は背後のスペースは少ないが、ペナルティーエリア内でファウルを獲得しやすいと分析している。指揮官は「鈴木冬一、久保建英が一番、ＰＫをもらえるドリブルをする」と期待した。ＵＡＥといえばＡ代表がＷ杯アジア最終予選で苦杯を喫した相手。“兄貴分”のリベンジを狙う。