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U16アジア選手権、日本7発大勝発進!久保2発も負傷退場…

[ 2016年9月16日 23:50 ]

MF久保建英

 U―16日本代表のFW久保建英(15)がU―16アジア選手権1次リーグ初戦のベトナム戦に4―4―2の右MFとして先発出場。前半16分にFKから先制弾を決めると後半19分にも追加点。2得点1アシストの活躍を見せたが後半40分過ぎに足を負傷したのかピッチに座り込み、担架で運ばれるアクシデント。そのまま戻らず、大勝発進も次戦へ向け不安を残すことになった。

 前半16分、久保はゴール正面やや右20メートル付近からのFKを得意の左足で決め、日本が幸先よく先制に成功。

 その後日本は同24分に主将のMF福岡慎平(16)、同40分にはFW宮代大聖(16)が左足で豪快な一発を決め、前半を3―0で折り返した。

 後半開始早々には久保の右CKから追加点。左足で中央にクロスを入れると相手DFが弾いたボールを福岡が頭で押し込み4点目。

 同19分には久保がエリア内でボールを受けドリブルで相手DFを華麗にかわし、ゴールライン際までえぐって、角度のない位置から左足でこの日2点目となるゴール。さらに久保は同34分に右サイド深い位置からFKで186センチの長身DF監物拓歩(16)の追加点をアシスト。その後チームは1点を追加し7―0で大勝した。

 初戦を飾ったU―16日本代表は19日にキルギス代表、22日にオーストラリア代表と対戦する。

 バルセロナ(スペイン)の下部組織でプレーした経験がある久保は16日にFC東京のトップチームに登録。当面はセカンドチームに当たるJ3のFC東京U―23(23歳以下)で起用される方針だが、今季中にJ1の試合に出れば森本貴幸(川崎)が持つ15歳10カ月6日のJ1最年少出場記録を更新するが、負傷が心配なところとなってしまった。

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2016年9月16日のニュース