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磐田 ジェイ2得点実らず…痛恨のロスタイム被弾で競り負ける

[ 2016年9月11日 05:30 ]

<磐田・神戸>ジェイの2得点で一時は同点に追いついたが…

明治安田生命 J1第2S第11節 磐田3―4神戸

(9月10日 ヤマハ)
 磐田はFWジェイ(34)の2得点も実らず、神戸に3―4で競り負けた。今季2度目の連勝を逃した。

 3―3の後半ロスタイム、神戸FWペドロ・ジュニオール(29)の左からのクロスをFWレアンドロ(31)が頭で押し込んだ。5分前にはジェイのPKで追いつきながら、土壇場で勝ち点を逃した。名波浩監督(43)は「受け入れるのが難しい。スタジアムも逆転できる空気だった。リスク管理も甘く、アプローチも行けなくなった。最後の失点はもったいない」と振り返った。

 警戒していたはずだった。前半29分に右クロスをDF大井健太郎(32)が折り返し、DFパパドプーロス(31)が左足シュート。これは左ポスト直撃も、反応したジェイが右足で先制弾を決めた。得点後、イレブンはこの日第1子の女児が生まれたMF宮崎智彦(29)に向けたゆりかごダンスで喜んだ。

 しかし、前半終了間際と後半5分にペドロ・ジュニオールに被弾。FWレアンドロにもゴールを許した。MF川辺駿(21)とジェイの連続得点で追いついたが、最後はまたしても強力外国人にやられた。これで2人には3月23日のナビスコ杯(現ルヴァン杯)、5月4日のリーグ戦、今節の3戦で計9得点浴びた。DF森下俊(30)は「やられてはいけないところでやられた」。指揮官も「言葉が出ないくらい悔しい。対策が一つ一つつぶせなかった」と唇をかんだ。

 守備リーダーの大井が負傷により前半のみで交代。次節17日はアウェーで鹿島戦が待ち受ける。攻撃は右サイドを中心に崩す部分も多く、2戦連続の複数得点。森下は「うまくいったところもあった。切り替えたい」と必死に前を向いた。

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2016年9月11日のニュース