ブラジル　ネイマール２戦連発　代表通算歴代４位４８点

ゴールを挙げ喜ぶネイマール

Ｗ杯南米予選 ブラジル２―１コロンビア

（9月6日）
　Ｗ杯南米予選は６日に第８節の５試合が行われ、ブラジルはＦＷネイマール（２４＝バルセロナ）の１得点１アシストの活躍で２―１とコロンビアに競り勝ち、勝ち点を１５として２位に浮上した。ＦＷリオネル・メッシ（２９＝バルセロナ）を股関節の故障で欠いたアルゼンチンはベネズエラと２―２で引き分けて同１５とし、得失点差で３位。ウルグアイはパラグアイに４―０で大勝し、同１６で首位に立った。

　ブラジルは絶好調のＦＷネイマールが全得点を演出した。前半２分、左ＣＫを蹴って先制点をアシスト。１―１で迎えた後半２９分には中盤で自らのボール奪取を起点に速攻を仕掛け、最後は左４５度でボールを受けた背番号１０が左足で右隅に決勝点を蹴り込んだ。

　１日のエクアドル戦に続く２戦連続ゴールで通算得点を４８とし、ジーコと並ぶ歴代４位に浮上。就任後２連勝のチッチ監督は「素晴らしい試合。しかしまだ進化の途中だ」と王国復活を見据えた。