豪州連勝！３６歳カーヒルがＶ弾　勝ち点６で首位

Ｗ杯アジア最終予選Ｂ組 オーストラリア１―０ＵＡＥ

（9月6日）
　日本と同じＢ組のオーストラリアが開幕２連勝を飾った。６日、敵地で日本が初戦で敗れたＵＡＥを１―０で撃破。勝ち点６で並ぶサウジアラビアを得失点差でかわして同組１位となった。

　値千金弾を決めたのは、３６歳のＦＷカーヒルだった。０―０で迎えた後半３０分、左クロスをファーに走り込んで右足ダイレクトで押し込み決勝ゴール。「重要なゴールだった。チーム全員が頑張ってくれたおかげ。勝ち点３が獲れてうれしいし、本当に大きいね」と大粒の汗を拭った。

　日本戦で通算５ゴールを挙げている“ジャパンキラー”は、８月に母国のメルボルンＣに加入。３年契約の最終年は指導者となる見通しで引退が近づいているが、最後のＷ杯予選で健在ぶりを披露した。来月１１日の対戦では、日本にとって最も警戒すべき選手となるのは間違いない。