4カ国の首都クラブ参加「キャピタルカップ」開幕へ 来年2月バンコク有力

[ 2016年9月7日 05:30 ]

 Jリーグが中心となり、日本、韓国、中国、タイの4カ国の首都クラブが参加する「キャピタルカップ」を計画していることが分かった。参加クラブはFC東京、FCソウル、北京国安、バンコク・ユナイテッドの4クラブで、来年2月のバンコク開催が有力。将来的な業務提携も視野に入れ、東アジアサッカーを首都クラブが盛り上げる。 

 首都4クラブが東アジアのサッカーをけん引する。関係者によれば、Jリーグが中心となって東アジア主要4カ国の首都クラブが参加する「キャピタルカップ」開催に向け、水面下で計画を進めているという。

 世界的に見ても、各国リーグには首都に強豪クラブが存在し、その国のサッカーの象徴として君臨している。スペインならRマドリード、世界最高峰と言われるプレミアリークには、チェルシーやアーセナルがロンドンに本拠を置く。他にもオランダのアムステルダムを本拠とする名門アヤックス、フランスのパリSG、ポルトガルのスポルティング・リスボンがその代表として挙がる。

 そういった背景もあり、Jリーグが中心となりFC東京(日本)、FCソウル(韓国)、北京国安(中国)、バンコク・ユナイテッド(タイ)の4クラブが参加するカップ戦の開催プランが浮上。実現に向け現在、調整を行っている。開催は来年1月末~2月上旬で、日本代表が6日にタイ代表と対戦したバンコクが有力。Jリーグ関係者によれば多大なスポンサー収入も見込まれており、優勝賞金も約1億円と破格の値段になる可能性があるという。また、それぞれのリーグで優勝経験のある海外チームとの真剣勝負の場は、強豪クラブを目指すFC東京にとって何よりの強化となる。

 Jリーグは積極的なアジア戦略を進めており、その一環としてもキャピタルカップへの期待は大きい。4クラブは将来的な業務提携も視野に入れているようで、今後もクラブ間で積極的に交流を深めていく構え。首都4クラブが、東アジアサッカーに新たな風を吹かせる。

 ☆FC東京 1935年に結成された「東京ガスサッカー部」が前身。1999年にJ2参加し1年で昇格。ナビスコ杯(現ルヴァン杯)は2度制覇。天皇杯は1度。16年ACLはベスト16。

 ☆FCソウル 1983年創設。Kリーグ優勝は5回。FWエスクデロ(現J2京都)が所属した13年ACL準優勝。今年6月には千葉などで活躍した崔(チェ)龍(ヨン)洙(ス)監督に代わりC大阪などでプレーした黄(ファン)善(ソン)洪(ホン)監督が就任。昨季リーグ成績は4位。

 ☆北京国安 1951年創設。Cリーグは09年に初優勝。16年1月にW杯ブラジル大会で日本代表の指揮を執ったザッケローニ監督が就任した(5月に成績不振で解任)。昨季は4位。

 ☆バンコク・ユナイテッド 1988年創設。タイ・プレミアリーグは06年に初優勝。07年ACL出場。過去には宇留野純(元甲府)や深沢仁博(元横浜M)が在籍。昨季リーグ成績は5位。

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