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本田“7戦連発”へ追い風!ナイキ公式球採用でFKさらに脅威

[ 2016年8月30日 08:50 ]

黒のシャツにグレーのパンツというシックな装いで帰国した本田

日本代表合宿2日目

 本田が再び最終予選で口火を切る。12年6月に行われたW杯ブラジル大会アジア最終予選の初戦オマーン戦では先制点を決めて白星発進。幸先の良いスタートを切り、13年6月のオーストラリア戦ではW杯行きのPK弾を叩き込んだ。「勢いが大事。いい雰囲気で初戦を乗り切りたい」。厳しい最終予選の戦いを知るだけに、その言葉には実感がこもっていた。

 現在、出場したW杯予選で6試合連続得点中の本田には“追い風”もある。2次予選まで公式球は試合開催国の自由選択だったが、最終予選からアジア連盟のスポンサーであるナイキ社製の公式球で統一されることが判明。同社製はボールの軌道が変化しやすく、本田の代名詞であるブレ球のFKがより脅威になる。セリエAでも同社製の公式球が採用されているだけに本田にとってプラスに働くことは間違いない。「結果が求められる。得点に絡む役割をしたい」。岡崎もUAE戦での先制点に照準を定めているが、三十路を迎えた大黒柱が、ロシア行きへ弾みをつける“斬り込み隊長”となる。

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2016年8月30日のニュース