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名古屋 泥沼18戦勝ちなし ジュロブスキー新監督初陣ドロー

[ 2016年8月28日 05:30 ]

<名古屋・FC東京>スタンドで戦況を見守る闘莉王

明治安田生命J1第2S第10節最終日 名古屋1―1FC東京

(8月27日 豊田ス)
 名古屋が115日ぶりの白星をあと一歩のところで逃した。電撃復帰した闘莉王がスタンドで見守る中、前半45分に田口の右ミドルのこぼれ球を野田が左足で押し込み先制。だが後半ロスタイムにまさかの失点を喫した。5月4日の横浜戦以来の勝利は幻と終わり、さすがの闘莉王も「今日は勘弁して」とショックを隠しきれなかった。

 クラブは初の降格が現実味を帯びる中、22日についに指揮官交代を決断。今季からGM兼監督として指揮を執っていた小倉氏を事実上の解任とし、ジュロブスキー・コーチを昇格させた。

 この日は新指揮官の初陣だったが、クラブワーストを更新する連続未勝利試合は18戦に伸び、J1リーグではワースト4位タイとなった。それでも連敗は何とか3でストップ。9月10日のアウェー新潟戦で再デビュー予定の闘莉王は「流れだね。これを変えないと」。ジュロブスキー監督も「彼のようなDFリーダーは必要」と期待を懸けた。

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2016年8月28日のニュース