×

浅野 独2部シュツットガルト決定「実力発揮したい」細貝の同僚に

[ 2016年8月27日 05:30 ]

シュツットガルトへの期限付き移籍が決まった浅野(左)(クラブ提供)

 アーセナルは26日、今夏に広島から獲得した日本代表FW浅野拓磨(21)がドイツ2部シュツットガルトに今季終了まで期限付き移籍すると発表した。契約は1年間の延長オプション付き。浅野は英国の労働許可証が取得できず、アーセナルは国外の複数クラブと交渉しながら期限付き移籍先を探していた。シュツットガルトは今季からMF細貝が所属。かつては岡崎や酒井高も所属した。

 今季は41年ぶりに2部で戦うが、1部でも優勝5度の名門。浅野は公式サイトを通じ「加入できてとてもうれしい。多くの日本人選手がドイツで成長し、経験を積んでいる。チームの助けとなれるよう実力を発揮したい」とコメントした。背番号は11に決定。今後はクラブで定位置を確保し、代表で国際Aマッチ出場数を重ねることが英国労働許可証取得の近道になる。

 日本代表のハリルホジッチ監督は前日25日に「浅野(の動向)が凄く気になる。今回起用したいので」と話していた。28日にはW杯予選に向けた国内合宿が始まる。直前での移籍先決定は浅野にとっても、指揮官にとっても朗報となった。

続きを表示

2016年8月27日のニュース