森谷、結婚発表翌日に決勝弾　憲剛の「薬指にキスしろよ」に「まだ早い」

＜浦和・川崎Ｆ＞後半、ゴールを決め大久保、小林（左から）と喜ぶ川崎Ｆ・森谷（右）
Photo By スポニチ

明治安田生命Ｊ１第２Ｓ第９節 川崎Ｆ２―１浦和

（8月20日 埼玉）
　川崎ＦのＭＦ森谷が途中出場から３分後に決勝ゴール。浦和との直接対決を制し、年間勝ち点＆第２ステージの“Ｗ首位”返り咲きとなる勝利の立役者となった。

　１―１で迎えた後半２６分に中野との交代で途中出場。３分後の後半２９分、エウシーニョの右クロスを右足で押し込んだ。「僕が入る前に選手がすごく頑張ってくれていたのがベンチで分かっていたので、入ったらやってやろうという気持ちで入った。最初のプレーで点が取れて良かった」と振り返ると、「１―１の状況で出されるのは決定的な仕事を求められている。結果を出せて良かった」としてやったり。

　試合前日の１９日に結婚を発表したばかりで、ゴール直後には愛妻家の先輩・中村から「薬指にキスしろよ」と促されたというが、「まだちょっと早いんで、次に点を取ったらやりたいと思います」と照れ笑いを浮かべた。

　昨季は浦和との２試合でともにゴールを決めており、浦和戦は２シーズンで４戦３発と“浦和キラー”ぶりを発揮。人生の伴侶を得た２７歳は「どんな試合でも点を取れるように頑張りたい」とどん欲さも忘れなかった。