磐田“新ライン”開通だ！ジェイ＆川辺コンビで９戦ぶり勝利導く

練習でシュートを放つ磐田ＦＷジェイ（右はアダイウトン）

明治安田生命　Ｊ１第２Ｓ第９節 磐田―鳥栖

（8月20日 ヤマハ）
　新ホットライン開通予告だ。磐田は２０日、９戦ぶりの白星を懸けヤマハで鳥栖と戦う。「とにかく勝つこと。試合開始のホイッスルが鳴った瞬間から、プレッシャーをかけたい」。先月３０日のホーム柏戦以来３戦ぶりに先発復帰するＦＷジェイ（３４）の鼻息は荒い。

　トップ下にはオランダに移籍したＭＦ小林祐希（２４）に代わり「日本の中で最も優れた若手」と評するＭＦ川辺駿（２０）が入る。広い視野からのパスセンスに優れ「自分が１０回動けば８回は見てくれる」と信頼。川辺も「ジェイが一番いい動きをする。彼にボールが入ったら近くでサポートをしたい」と相思相愛だ。

　１９日の午前練習前には編集された鳥栖のビデオ映像を確認。第２ステージ４位と上り調子の相手は「ファウル覚悟でやってくるチーム。タフなマッチになる」と警戒した。「ピッチに立てば僕らはライオン。生きるか、死ぬか。ドローでは満足しない」。新たなパートナーを得たエースが、５６日ぶりの勝ち点３に導く。