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FIFA元会長、100歳アベランジェ氏が死去…

[ 2016年8月17日 05:30 ]

1997年11月、W杯サッカー開催会場予定地の横浜国際総合競技場を視察するFIFAのジョアン・アベランジェ会長(中央)

 FIFA元会長のジョアン・アベランジェ氏が16日にリオデジャネイロ市内の病院で死去した。100歳だった。

 呼吸器系の病気のため7月から入院していたという。競泳と水球で五輪に出場。74~98年にFIFA会長を務め、サッカーW杯の規模を拡大、五輪に並ぶ世界的なスポーツ大会に発展させた。2002年W杯は日本で単独開催の意向を持っていたが、欧州を味方に付けた韓国と日本の共催を受け入れるしかなくなり、共催決定の後に続投を断念した。国際オリンピック委員会(IOC)委員も長く務めたが、FIFA会長時代の不正な金銭受領疑惑が表面化し、11年12月に辞任した。

 ▼日本サッカー協会小倉純二最高顧問 日本にとってはW杯招致のきっかけをつくってくれた恩人で、ずっと日本を支持してくれた。ご冥福をお祈りしたい。

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2016年8月17日のニュース