×

手倉森J、1次L突破ならず 矢島弾で初勝利もコロンビア○で無念

[ 2016年8月11日 08:50 ]

<日本・スウェーデン>後半、ゴールを決めた矢島(手前)

リオ五輪男子サッカー・1次リーグB組 日本1―0スウェーデン

(8月10日 サルバドル)
 リオデジャネイロ五輪のサッカー男子は10日(日本時間11日)、1次リーグ各組の最終戦が行われ、手倉森誠監督(48)率いる日本はスウェーデン相手に1―0で大会初勝利を挙げたもののB組3位に終わり、1次リーグ敗退が決まった。

 日本は後半19分、MF大島(川崎F)の突破から、途中出場していたMF矢島(J2岡山)が右足で今大会初ゴールを決め、スウェーデンを1―0で下して今大会初勝利。だが、B組のもう1試合でコロンビアがすでにB組1位突破を決めていたナイジェリアを2―0で破って勝ち点を5に伸ばしたため、通算1勝1分け1敗で勝ち点4にとどまった日本は勝ち点1及ばなかった。

 日本は2点差を追いついて引き分けた7日(同8日)のコロンビア戦から先発3人を入れ替え、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠で選出された3選手のうちコロンビア戦で痛恨のオウンゴールを犯した藤春(G大阪)が今大会初めてスタメン落ち。藤春の代わりに左サイドバックで亀川(福岡)が初先発し、南野(ザルツブルク)と大島が初戦のナイジェリア戦以来の先発に復帰した。だが、決定的なシーンをつくれず前半を0―0で折り返し。矢島は後半13分に南野(ザルツブルク)に代わって途中出場。わずか6分後に待望の先制ゴールを決めたが、4強入りした前回のロンドン大会に続く2大会連続の決勝トーナメント進出はならなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年8月11日のニュース