手倉森ジャパン　１次リーグ突破率厳し…現行方式ではわずか１２％

リオ五輪男子サッカー・１次リーグＢ組 日本２―２コロンビア

（8月7日 ブラジル・マナウス）
　リオ五輪日本代表は２試合で勝ち点１。五輪が現行方式となった９６年のアトランタ五輪（参加１６カ国、勝利の勝ち点が２→３）以降で、２試合終了時点で勝ち点１（●△、△●）は延べ１７チームある。

　日本は○か△ならば決勝トーナメント（Ｔ）進出の可能性があるが、過去の１７チームの１次リーグ最終戦成績は７勝３分け７敗の勝率５割。△か●での決勝Ｔ進出はなく、勝った７チームでも進出できたのは０４年アテネ五輪のコスタリカと１２年ロンドン五輪のエジプトの２チームだけで、突破率は１２％と厳しい。コロンビアが●、日本―スウェーデン戦が△ならば勝ち点２で３チームが並ぶ。このケースではナイジェリア戦で４得点した日本が総得点で有利。過去の決勝Ｔ進出チームの最低勝ち点は４だが、日本は史上初の勝ち点２で進出の可能性がある。