ハリル監督、マシンガントークさく裂 山口蛍をバッサリ「うれしくない」

[ 2016年8月4日 17:15 ]

ハリルホジッチ監督

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が4日、欧州選手権(6月10日~7月10日)視察や休暇などを終えて約2カ月ぶりに来日。東京・文京区のJFAハウスで取材に応じ、マシンガントークを炸裂させた。

 日本代表で主将を務めるMF長谷部誠(32=フランクフルト)がモデルの佐藤ありさ(27)と結婚したことを受け「皆、結婚するんですねぇ」としみじみと祝福。「最近は日本協会のスタッフや関係者にもたくさん子供が生まれている。そういうところではよく仕事をしている。私の家ではそういうことはあまりありませんが」と夜の営みを連想させるジョークで笑いを誘った。

 欧州選手権視察では対人プレーの強さと組織力を武器に8強に進出したアイスランドを絶賛。日本代表でもデュエル(1対1の戦い)の重要性を強調しているだけに「日本のフットボールには戦う意識、パワー、勇気がまだまだ足りない」と指摘した。「いつか日本とアイスランドの試合をやりたい」とアイスランドとの親善試合を組み、世界レベルのデュエルを体感させるプランも披露。「スペイン、イングランド、ベルギー、ロシアは組織プレーができずに個人主義に走った」と敗因を分析した。

 今夏の市場で移籍した日本代表選手にも言及。広島からイングランドの強豪アーセナルに移籍したFW浅野拓磨(21)について「(アーセナルの)ベンゲル監督とは2、3回話をした。彼の年代では常にプレーすることが大切。アーセナルで競争に勝つのは難しい」と期限付き移籍で経験を積むことを勧めた。ドイツ2部ハノーバーからJ2C大阪に復帰したMF山口蛍(25)にはダメ出しを連発。「蛍はJリーグの、しかも2部に帰ってくる。彼とは既に話をして“うれしくない”と伝えた。ドイツは2部でもフィジカルの戦いが違う。ドイツで成長するはずの選手だったが、今の状況ではA代表の先発になるのは難しい」と切り捨てた。G大阪からドイツ1部アウクスブルクに移籍したFW宇佐美貴史(24)には「変わらないといけない状況を自ら作ってくれて、うれしい。能力は問題ない。宇佐美にはアイスランドの映像を見てほしい」と対人プレーの強化に期待した。

 9月1日のホームUAE戦(埼玉)を皮切りにワールドカップ(W杯)アジア最終予選がスタートする。5日にはルグシッチ新GKコーチ(55)の合流後初のスタッフ会議を開き、6日にはJリーグを視察予定だ。指揮官は「ここ3年はバカンスを取っていなかった。欧州視察などもありましたが、1週間は休めました」と充電期間を終えて、6大会連続のW杯出場に向けた本格的な準備に入る。

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