×

川崎F首位返り咲き!小林J1クラブタイ記録5戦連発

[ 2016年7月24日 05:30 ]

<川崎F・FC東京>試合終了後、シン・ゴジラとともに笑顔の川崎F・小林

明治安田生命J1第2S第5節 川崎F1―0FC東京

(7月23日 等々力)
 明治安田生命J1第2S第5節は23日、各地で9試合行われ、年間勝ち点1位の川崎FがFW小林悠(28)の5試合連続ゴールでFC東京を1―0で下した。FW李忠成(30)が2点を奪った浦和は、鹿島に2―1で逆転勝ち。川崎Fと浦和が勝ち点13で並び、得失点差で川崎Fが首位に返り咲いた。前節首位の横浜は磐田と1―1で引き分け、勝ち点11で3位に後退。甲府は名古屋を3―1で破り、第2ステージ初勝利を挙げた。名古屋は第1ステージから13戦未勝利となった。

 好調ぶりをまざまざと見せつけた。後半36分。川崎F・小林が車屋の左からのクロスに頭で合わせ決勝ゴールを奪った。「車屋がいいクロスを上げてくれた。皆に取らせてもらっている」と5試合連続ゴールを喜んだ。

 これでチームは第1ステージから14戦負けなし(10勝4分け)となり、得失点差で第2ステージ首位に浮上。年間1位も守った。小林の5試合連発は05年のジュニーニョに並ぶJ1でのクラブタイ記録。自己最多の12ゴールにあと1点と迫る今季11ゴールは、チームのJ1通算750点という節目の得点とも重なった。

 FC東京との“多摩川クラシコ”の一戦は映画「シン・ゴジラ」の公開とタイアップしていたため、ゴールパフォーマンスは両手を上に向けて吠えるゴジラのポーズを予定していた。だが、小林はネコのポーズをしてしまい、やり直すハプニングも。だが、6月21日に次男・真翔(まなと)くんが誕生後、6試合で5点の小林は「長男が生まれた年もそうだった。いい年になると思う」とさらなるゴール量産を予告した。

続きを表示

この記事のフォト

2016年7月24日のニュース