なでしこ高倉監督 独自カラーも初勝利ならず「下を向かずに前に」

[ 2016年7月21日 01:02 ]

<日本・スウェーデン>前半、試合を見守る高倉監督

国際親善試合 日本0―3スウェーデン

(7月21日 スウェーデン・カルマル)
 新体制での初勝利はならなかったが、なでしこジャパンの高倉麻子監督(48)が独自カラーを前面に押し出した戦いぶりを見せた。

 リオ五輪に出場するスウェーデンの前に後半、足が止まって3失点。新指揮官は「新しいことにチャレンジする中で、自分たちが想像したような試合運びにはならなかった」と振り返ったが、「新生」を強く意識したチームだった。

 システムは佐々木監督時代の4―4―2から4―1―4―1。不動のエースストライカーだった永里を左アウトサイドハーフで起用し起点をつくらせ、1トップにはスピードのある増矢を抜てきするなど、大胆なモデルチェンジを図った。

 セットプレーでも相手の意表を突いた。前半32分、左コーナーキックから永里がタッチラインに沿うようにグラウンダーのボールを入れるとペナルティーエリア左で受けたMF中里が素早く折り返し、走り込んだ増矢がダイレクトで左足を振り抜いた。シュートは枠を外れたものの、ゴールの匂いを感じさせるものだった。

 「一人一人の判断やテクニックはまだまだ上げていかないと。攻撃、守備ともにいろんな面でまだかみ合っていない。下を向かずにいいところと悪いところをしっかり見極めて前に進んでいきたい」

 就任から1分け2敗と初勝利はならなかったが、新生なでしこを強くアピールするものだった。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2016年7月21日のニュース