アトレチコ・ナシオナル　２７年ぶりリベルタドーレス杯決勝へ

アトレチコ・ナシオナルの２３歳ＦＷボルハが南米クラブ王者に王手をかける立役者になった（ＡＰ）

　リベルタドーレス杯準決勝第２戦の１試合が１３日に行われ、アトレチコ・ナシオナル（コロンビア）がホームでサンパウロ（ブラジル）に２―１で逆転勝ち。２戦合計４―１で、初優勝した８９年以来２７年ぶり３度目の決勝進出を決めた。

　ブラジルの名門を撃破し、２度目の南米クラブ王者に王手をかける立役者となったのが２３歳ＦＷボルハ。移籍後初戦となった第１戦に続いて２戦連続２ゴールと、チーム全得点を叩き出した。前所属コルトゥルアで１６年前期に２１試合１９得点を挙げてコロンビアリーグ記録を樹立。リオデジャネイロ五輪出場が確実視されており、１次リーグで対戦する日本にとって要警戒選手となりそうだ。