大宮、サイドにこだわりドロー　渋谷監督「やりたい攻めできた」

明治安田生命Ｊ１第２Ｓ第２節 大宮１―１磐田

（7月9日 ヤマハ）
　サイドから攻め続けた大宮のこだわりは終盤に実った。勝ち越しこそできなかったが、劣勢の時間が長い試合で引き分けた。渋谷監督は「徐々に良くなった。やりたい攻めはできた」と納得顔だった。

　左サイドの泉沢が磐田の３バックの右を守った元ギリシャ代表のパパドプロスを攻略。序盤から激しく競り合い、相手の動きが鈍った後半３５分に振り切ってアシスト。「疲れているのは感じていた。海外でやっているようで楽しかった」と充実の表情を見せた。