川崎Ｆ３発快勝で年間１位キープ　小林２戦連発「勝利が一番大事」

明治安田生命Ｊ１第２Ｓ第２節 川崎Ｆ３―０名古屋

（7月9日 パロ瑞穂）
　明治安田生命Ｊ１リーグ第２ステージは９日、各地で第２節の９試合が行われ、第１ステージ２位の川崎Ｆは敵地で名古屋に３ゴールで快勝し、第１Ｓから１１戦負けなしの３連勝。年間勝ち点４４とし、年間勝ち点１位と第２ステージ首位をともにキープした。

　川崎Ｆは前半３６分、元日本代表ＭＦ中村の左クロスを日本代表ＦＷ小林が頭で仕留めて先制すると、後半８分には元日本代表ＦＷ大久保がＪ１通算１６８得点目となる３試合ぶりゴールを決めて２点をリード。同３２分には中村が右足でミドルシュートを決めて完勝した。

　２戦連発の今季８ゴール目となった小林は「チームが勝ったことが一番大事なので良かった」と笑顔。引いて守る名古屋に対し「相手がブロックをつくって取りにこなかったので、自分たちが焦れないようにやろうと言っていた。１点取ってからは大分スペースもできてきたので、試合運びとしては良かった」と快勝を振り返った。