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J2首位の札幌、C大阪と頂上対決!FW都倉「最後は気持ち」

[ 2016年7月9日 05:30 ]

後半戦白星発進で首位をキープしたい札幌

明治安田生命J2第22節 札幌―C大阪

(7月9日 金鳥スタ)
 最強の敵に勝って独走態勢へ突入だ。J2首位のコンサドーレ札幌は8日、札幌・宮の沢で最終調整を行った。後半戦初戦となる9日(金鳥スタ)の対戦相手は2位・C大阪。現在4連勝中の札幌は、勝てば2位と今季最大勝ち点差5となるだけに、敵地で勝ち点3を取りに行く。

 「(後半戦初戦が)上位対決は偶然だけど、それが良かったか悪かったかは結果次第。良かったと思えるように先手を取っていきたい」。四方田監督は後半戦いきなりの2位チームとの直接対決に、そう言った。負ければ9試合ぶりに首位陥落となるだけに、MF荒野も力を入れる。「1位と2位の戦いなので負けられない」。前節3日の横浜FC戦(函館)では1得点1アシスト。勢いに乗る荒野はトップ下でタクトを振る。

 チームとしてやることは変わらない。球際の勝負に勝ち、セカンドボールを拾い、主導権を握り続ける。力のあるチームには苦戦するが、それでもJ2最少失点(15)の堅守から速攻がある。前回4月23日の対戦(札幌ドーム)では、高い個人技とパスワークに翻ろうされ、終始主導権を握られた。それでも終盤に鋭いカウンターからMF稲本の移籍後初ゴールで1―0の勝利。敵地でもやることは同じだ。

 累積警告による出場停止から復帰するFW都倉は言った。「最後は気持ちの勝負になる」。その気持ちで勝ち、独走態勢へ持ち込む。

 絶好調のFWヘイス(27)は3試合連続ゴールに狙いを定めた。ヘイスが先発に定着してからチームは4連勝。その4戦で3発で勝利に貢献している。「調子はかなり良いよ」と笑う背番号11は「最近ゴールも続いてるし、決められるように頑張るよ」。前節3日の横浜FC戦で先制点を挙げたMFジュリーニョらをベンチに追いやる好調な助っ人は口も滑らかだった。

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2016年7月9日のニュース