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U23岩波リオで雪辱だ 中学時代ブラジルで“苦い経験”

[ 2016年7月8日 10:18 ]

花谷小学校の子供たちとガッツポーズする岩波

 リオ五輪に出場する神戸のU―23日本代表DF岩波が7日、母校・神戸市立花谷小学校で行われた壮行会に出席した。約380人の在校生に激励され「五輪でメダルを取れるように頑張ります」と活躍を約束。その後には、報道陣にブラジルでの苦い過去を明かした。

 「(中3の)15歳のときにJリーグ選抜で行ったけど、ホームシックにかかって…。1日目で帰りたかったし、大会も全敗でした」。それ以来となる2度目の訪問。「携帯を取られそうなので2台持っていきたい」と話して周囲を笑わせた。

 左膝内側側副じん帯損傷も完治し、今週から全体練習に合流。五輪前の最終戦となる湘南戦(17日、ノエスタ)には、花谷小の児童全員を招待することも決まった。「今はボールを蹴る喜びを感じている」。失意の地で“リベンジ”するためにも、万全の状態に仕上げていく。

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2016年7月8日のニュース