岡山 ドローで4位ターン、五輪落選のFW豊川がゴール&アシスト

[ 2016年7月3日 22:00 ]

明治安田生命J2第21節 岡山2―2清水

(7月3日 Cスタ)
 J2岡山は3日、ホームで清水と対戦し、2―2のドローに終わった。6戦負けなしでリーグ前半戦を4位ターン。気を吐いたのは、リオ五輪メンバーに落選したFW豊川雄太(21)だった。

 0―0の後半19分に途中出場。直後に先制点を与えてしまうが、26分にMF伊藤からパスを受けると素早い切り返しで相手DFを置き去り。右足で豪快にネットを揺らした。今季4得点目で同点に追いつくと、その5分後には右からのクロスで逆転弾をアシスト。勝てなかったため「ゴールよりも悔しさが大きい」と唇をとがらせたが、意地とプライドは十分に見せた。

 1日のリオ五輪代表メンバー発表。自身の名前はなかった。1月のアジア最終予選準々決勝イラン戦では、それまで8強の壁を突破できなかった手倉森ジャパンを救う決勝弾。リオ五輪出場に貢献しただけに「思うところはあった」という。

 視線を前へ向かせたのは昨年まで在籍した鹿島の先輩たちの言葉だった。中田浩二氏(36)は「五輪に選ばれなくてもA代表になった選手はたくさんいる」と励ましてくれたという。鹿島では12年ロンドン五輪メンバーに落選しながら、2年後の14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場したFW大迫勇也(26=ケルン)がいる。「本当にそう思うし、自分にはそれしかない」と豊川。今回は託す側に回ったが、18年W杯ロシア大会では託される側に回る決意を固めた。

 「まずは岡山で、リーグ後半戦は爆発させます。最低二桁ゴールを奪います」。サッカー人生は続く。「良いもの見られたでしょ」と笑う豊川の目は、新たな野望を見据えていた。

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