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メダル奪取へリオ共闘 久保は個人技で打開 南野はゴールで貢献

[ 2016年7月3日 05:30 ]

五輪への抱負を語る久保(左)と南野

 リオ五輪に出場する日本代表に選出されたザルツブルクのMF南野拓実(21)とヤングボーイズのFW久保裕也(22)が1日、ザルツブルク郊外で行われた練習試合で対戦した。南野は4―4―2の右MFで前半に出場。右膝痛から復帰した久保は後半33分から途中出場し、ともに得点には絡まなかった。

 五輪に向けては南野が「攻撃の選手なのでゴールかアシストでチームに貢献したい」と力を込めた。久保は右膝について「状態は60%ぐらい。まだ蹴ると、ちょっと痛い。ごまかしながらやっています」と説明。「テグさん(手倉森監督)のサッカーは守備が第一。少ない枚数で攻撃しないといけない状況があるので、個人で打開する力を期待されていると思う」と語った。

 試合前に2人は会談し、メダルを目標にすることを再確認。久保は「テグさんがメダルって言っているし、僕らもメダルって言わないわけにはいかない」と前を向いた。試合後には南野が「2人で話している写真を撮ってください」と報道陣にリクエスト。手倉森ジャパンの長所であるチームワークの良さを印象づけた。

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2016年7月3日のニュース