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遠藤主将 U-23世代の集大成「ロシアW杯に繋がる大会に」

[ 2016年7月1日 20:57 ]

主将に任命されたDF遠藤航

 リオ五輪代表が発表された1日、改めてキャプテンを務めることになった浦和のDF遠藤航(23)が、自身のブログを更新。落ち着きを感じさせる言葉の中に、将来を見据えた強い決意をにじませた。

 遠藤は「リオ五輪メンバー発表」と題し、「オリンピックに向けてのメンバーが今日発表されました。メンバー発表と同時に監督からキャプテンに任命され、とても光栄に思うと共にいよいよオリンピックが近づいてきたなと実感しています」とつづった。

 「U-23リオ五輪世代としてずっとやってきた活動もオリンピックで最後となります。そう考えると少し寂しい気持ちもありますがオリンピックが最後になるのは前からわかっていたことですし、オリンピックで結果を残すためにずっとやってきたわけなので楽しむ気持ちを忘れず個人としてもチームとしても100%以上の力を発揮することだけを考えてこれからの時間過ごしていきたいと思います」(本文ママ)と決意を述べた。

 また、共に戦いながらも選外となったメンバーの気持ちを斟酌し、「メンバーは18名しか入れませんがここまで来れたのはU-23世代全員で切磋琢磨しながら成長してきたからこそ。応援してくれるサポーターの皆さんの期待に応えるために選手達が頑張るのはもちろんですが、今まで一緒にやってきて今回オリンピックメンバーに入れなかったU-23世代の選手達の分まで頑張らなきゃいけないという責任は18名の選手が1番感じなければいけない事だと思います」と語り、選ばれなかった選手たちの思いに全員で応えるべく、リーダーシップを発揮した。

 最後は「『託す側と託される側』監督がそう言ったようにU-23世代全員で戦って必ずメダル獲得という目標を達成し、その先のロシアW杯に繋がる大会にしていきたいです。まずはオリンピックまでのリーグ戦、浦和の選手として良い結果を残しブラジルへ向かいます!!」と締めくくった。

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2016年7月1日のニュース