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U―23日本 4発逆転勝ち!中島2発&浅野弾 南アフリカを撃破

[ 2016年6月29日 21:22 ]

<日本・南アフリカ>後半3分、得点を決めた日本・浅野(右)は矢島と得意のジャガーポーズ

国際親善試合「キリンチャレンジカップ2016」 U―23日本代表4―1U―23南アフリカ代表

(6月29日 松本)
 サッカーの国際親善試合「キリンチャレンジカップ2016」は29日、長野・松本平広域公園総合球技場で行われ、U―23日本代表がU―23南アフリカ代表と対戦。先制されたものの、FW中島翔哉(21=FC東京)が2得点、FW浅野拓磨(21=広島)も1得点1アシストで、2トップが全4得点に絡む活躍を見せ、4―1と逆転勝ちした。

 リオデジャネイロ五輪の1次リーグ初戦となるナイジェリア戦を見据えた南アフリカとのテストマッチ。日本は前半30分にPKで先制を許すも、すぐに反撃に出た。同37分、MF矢島のパスでMF大島がゴール右に抜け出し、ゴール正面に折り返す。これを走り込んだFW中島が左足で決めて同点とした。

 同45分には中島からのサイドチェンジを右サイドで受けた矢島がオーバーラップした右サイドバック室屋に一度、ボールを預け、折り返しに直接、右足を合わせて逆転のゴール。さらにロスタイムにもFW浅野が相手DFからボールを奪い、クロス。これを中島が頭で押し込み3―1とした。

 2点リードで折り返した後半の立ち上がり3分には浅野がDF植田からの縦パスに反応。ドリブルでDF2人をかわすと、右足でゴールネットを揺らし、4―1とした。

 4得点で快勝した日本。7月1日に行われるリオ五輪出場メンバー18人(オーバーエージ枠の3人を含む)の発表を控え、最後の強化試合。オーバーエージ枠で浦和FW興梠慎三(29)の加入が正式決定し、生存競争が激化する中、2トップが全得点に絡む活躍でアピールした。

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