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ポーランド PK戦制し初8強!香川の元同僚が先制弾

[ 2016年6月26日 05:30 ]

<ポーランド・スイス>得点を喜び合うポーランドの選手たち

欧州選手権決勝トーナメント ポーランド1―1スイス(PK5―4)

(6月26日)
 欧州選手権は決勝トーナメントがスタートし、ポーランドがスイスを破って準々決勝一番乗りを決めた。延長を終えても1―1で決着せず、PK戦を5―4で制し、初のベスト8進出を決めた。前半39分にMFヤクブ・ブラシュチコフスキ(30=フィオレンティーナ)が2試合連続となる先制ゴール。スイスは後半37分にMFシェルダン・シャキリ(24=ストーク)が同点ゴールを決めて延長に持ち込んだが、PK戦で2人目のMFグラニト・ジャカ(23=ボルシアMG)が左に外したのが響いた。

 昨年までドルトムントで香川の同僚だったMFブラシュチコフスキが、ポーランドに先制ゴールをもたらした。前半39分のカウンター。左サイドを突破したMFグロシツキのパスを逆サイドで受けると、名手GKゾマーの股下を抜くシュートでネットを揺らした。

 1次リーグ最終節のウクライナ戦は途中出場。初の決勝トーナメント進出を引き寄せた決勝ゴールに続く2戦連続弾となった。今予選最多の13ゴールを挙げたFWレバンドフスキは厳しいマークに遭って4戦不発。ナバウカ監督は「問題ない。彼はチームに好影響をもたらしてくれている」と話していたが、不振の大黒柱の穴を埋めた。

 終盤に今大会初失点を喫して延長にもつれ込んだが、PK戦は全員が決めて5―4で勝利。初の準々決勝でエースストライカーが目覚めれば、さらに上位進出を狙えそうだ。

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2016年6月26日のニュース