×

アイルランド “神の手”に屈した因縁フランス戦リベンジ誓う

[ 2016年6月26日 05:30 ]

<ベルギー・アイルランド>2得点を挙げたFWのR・ルカク

欧州選手権決勝トーナメント アイルランド―フランス

(6月26日)
 欧州選手権の決勝トーナメントは25日にスタートし、26日は1回戦の3試合が行われる。2大会連続3度目の出場で初めて1次リーグを突破したアイルランド(E組3位)は開催国のフランス(A組1位)と対戦する。09年11月に行われた10年W杯南アフリカ大会欧州予選プレーオフ第2戦で、2戦合計1―1から延長0―1で敗れて以来の顔合わせ。相手FWアンリのハンドの反則が見逃されて決勝点を許し、W杯出場を逃した7年前のリベンジを狙う。

 雪辱のチャンスだ。因縁のフランス戦に向けて、アイルランドのオニール監督は「モチベーションがさらに高まるのは間違いない」と語った。

 7年前はフランスの“神の手”に屈した。相手FWアンリはゴール前で左手でボールをコントロールして中央へパスを送り、決勝点が生まれた。猛抗議も実らず主審はゴールを認め、再試合要求はFIFAに認められなかった。

 今大会1次リーグは最終戦でイタリアを1―0で撃破し決勝トーナメント初進出。後半40分に決勝点を決めたMFブレイディは「フランスは強いが、チーム一丸となればどんな相手でも苦しめることができる」と金星奪取へ闘志を燃やした。

続きを表示

2016年6月26日のニュース