ＦＷ興梠　ＯＡ“選出御礼”２発！連勝で年間優勝へ再加速

＜Ｊリーグ　浦和・神戸＞前半、先制ゴールを決め喜ぶ興梠（右）

明治安田生命Ｊ１第１ステージ最終節 浦和３―１神戸

（6月25日 埼玉）
　オーバーエージ（ＯＡ）枠でリオ五輪出場が内定した浦和のＦＷ興梠が“選出御礼”の２点を決めた。前半３４分、ダイビングヘッドで先制点を決め、この日、第２子の長男が生まれた梅崎に揺りかごダンスを贈った。同ロスタイムには右クロスを右足ダイレクトで合わせて追加点。

　打診を受けたＯＡの決断に悩んで「いろいろ考えることが多くて中途半端なプレーばかりだった」と調子を落としたが、４月２９日の名古屋戦以来８試合ぶりの得点に「あの１点で吹っ切れた。五輪で離れる前にチームに貢献したい」と笑顔を見せた。ストライカーの活躍でチームは連勝。目標の年間王者へ再び勢いづいた。