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川崎F「1」及ばず…憲剛先発復帰、大宮に快勝も無念

[ 2016年6月26日 05:30 ]

<サッカー 川崎F・大宮>優勝を逃した川崎Fの中村憲はインタビューでも消沈した表情

明治安田生命J1第1ステージ最終節 川崎F2―0大宮

(6月25日 等々力)
 川崎Fの夢は実現しなかった。約2万6000人の観客の前で大宮に2―0で快勝。それでも鹿島に勝ち点1及ばず、悲願の初優勝を逃し、またもシルバーコレクターとなった。

 意地は見せた。腰と背中を痛めて福岡戦を欠場した中村がキャプテンマークを巻いて左MFで先発。序盤から攻めた。前半22分、中盤でパスを受けた中村がワンタッチで前線の大塚へ絶妙のスルーパスを通す。コントロールした大塚が右からゴール左へシュート。G大阪時代の11年8月24日の柏戦以来、J1では約5年ぶりのゴールで先制した。後半11分には中村が右サイドからドリブルで持ち込んで左足でシュートし、リードを広げた。

 「福岡戦も内容は悪くなかった。うちのチームは、楽しむことと、勝つことが一緒になっている。楽しんでやりたい」と風間監督は、目の前の試合に全力を注いだが、願いは届かなかった。

 「第1ステージが獲れれば一番良かったけど、切り替えている。3位以下とは離れているし、年間1位がある」と大久保。今度は第2ステージ優勝、年間1位という新たな目標へ向かって、動きだす。

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2016年6月26日のニュース