×

浦和「法的措置も」差別ツイート投稿者と接触も…面談現れず着信拒否

[ 2016年6月13日 14:39 ]

練習後、丁寧にファンサービスをする鹿島MFカイオ

 11日に埼玉スタジアムで行われたJ1第1S第15節・浦和―鹿島戦の試合後に、鹿島のブラジル人MFカイオ(22)に対する人種差別的な書き込みがツイッター上に投稿された問題で、浦和は13日、公式サイトで経過を報告。投稿者と見られる人物と接触し、面談する約束をしたものの、現在は連絡が取れない状況となっていることを明らかにした。

 発表によると、クラブ側が書き込みのあったSNSアカウントへダイレクトメッセージを送り、本人と見られる人物から携帯電話で連絡があったため、12日に面談を行うと約束。だが、その人物は約束の時間になっても待ち合わせ場所に現れず、携帯電話も着信拒否状態となり、現在は連絡が取れない状況になっているという。

 この状況を受けてクラブは「誠実さを欠く行動などから、浦和レッズとしましては、この人物をレッズのファン・サポーター、またサッカーファンとみなすことはできません」と声明を発表。また「今後、法的な措置も検討していきたいと考えています」とした。

 問題の書き込みは鹿島が浦和を2―0で下した試合後に発覚。「黒人死ねよカス」という人種差別的な書き込みが投稿され、投稿者のプロフィル画面に浦和などのエンブレムが表示されていたため、クラブが対応を協議していた。

続きを表示

2016年6月13日のニュース