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メキシコ、ベネズエラが決勝T進出 ウルグアイ敗退決定 スアレス不在響く

[ 2016年6月10日 13:13 ]

南米選手権ジャマイカ戦、先制弾を決めたメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(AP)

南米選手権1次リーグC組

(6月9日)
 南米選手権は9日に米国各地で1次リーグC組の2試合が行われ、ベネズエラはウルグアイを1―0で、メキシコはジャマイカを2―0で下し、ともに2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。ウルグアイはFWルイス・スアレスの負傷欠場が響き、決定力不足で1次リーグ敗退が決まった。

 初戦でメキシコに敗れたウルグアイは、試合開始から主導権を握る。しかし、FWカバーニが決定機を決められないなど、得点を奪うことができない。すると前半36分、相手MFのロングシュートをGKムスレラが何とかさわって、ボールはクロスバーに当たったところを、FWロンドンに詰められて失点。

 後半は一進一退の攻防が続くが、両チームともに得点を奪うことができずに、ベネズエラが逃げ切り2連勝を飾った。ウルグアイはカバーニら攻撃陣が決定力不足を露呈し、負傷のためベンチ入りするも出場できなかったエースFWスアレスの不在が響いた。

 メキシコは前半18分MFヒメネスの右クロスに、FWハビエル・エルナンデスが頭で合わせて先制。後半36分ハビエル・エルナンデスに代わって投入されたFWベラルタが、出場わずか3分で得点を決めて加点。ジャマイカを完封したメキシコが、ベネズエラとともに2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

 最終節はメキシコとベネズエラが1次リーグ1位を争って直接対決をむかえ、敗退が決まったウルグアイはジャマイカと対戦する。

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2016年6月10日のニュース