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長谷部 南三陸の被災幼稚園を6回目の訪問「今後も支援続ける」

[ 2016年6月8日 18:43 ]

宮城県南三陸町のあさひ幼稚園で園児と交流するサッカー日本代表の長谷部

 サッカー日本代表の長谷部誠選手(32)が8日、東日本大震災の津波で園舎が流失した宮城県南三陸町のあさひ幼稚園を訪問し、園児のサッカーチームの旗作りやミニサッカーを通じて交流を深めた。長谷部選手は2011年12月に初めて同園を訪れ、今回が6回目。「今後も支援を続けたい」と語った。

 長谷部選手は園舎再建のため総額約1億2千万円を日本ユニセフ協会に寄付し、全額が新園舎1棟の建設費に充てられた。新園舎は全4棟の予定で、10月中の完成を見込んでいる。

 園児らは仮設園舎で「おかえりなさい」と長谷部選手を元気よく出迎えた。サッカーを一緒に楽しんだキャプテン千葉百花ちゃん(5)は「長谷部選手はかっこいい」と話した。

 日本ユニセフ協会のあさひ幼稚園への支援は終了したが、長谷部選手は「子どもたちの存在は自分にとっての活力。ここに来る意味に区切りはない」と語った。

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2016年6月8日のニュース