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ハリル監督から存在を“スルー” 麻也、ピッチでは一番大きな存在感を

[ 2016年6月6日 08:55 ]

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の完封へ意気込む日本代表DF吉田(右)

キリン杯決勝 日本―ボスニア・ヘルツェゴビナ

(6月7日 吹田ス)
 ちょっとハリルさん、僕のこと忘れないでください!ハリルジャパン最長身1メートル89のDF吉田が、巨人軍団シャットアウトに意欲を示した。

 ボスニア・ヘルツェゴビナのデンマーク戦先発平均身長は、1メートル87。2得点を決めたFWジュリッチは1メートル98と圧倒的な高さを誇る。そんな仮想オーストラリアの位置付けとなる一戦で、ハリルホジッチ監督は「日本は1メートル85以上の選手がいない。彼らにはたくさんいる。それは我々にとって大きな問題」と吉田の存在を“スルー”した。

 だが、吉田の頭の中では既に巨人対策のイメージはできている。(1)プレスのかけ方(2)セカンドボールの奪取(3)ボールキープ。守備時の3カ条を掲げ「オーストラリアもロングボールを蹴ってくる。良いテスト」と意気込んだ。目指すはヘッドで競り勝つのではなく、頭を使ったプレー。ピッチ上で一番大きな存在感を放つ。

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2016年6月6日のニュース