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磐田 新助っ人デビューも…精彩欠き前半のみで交代

[ 2016年6月6日 05:30 ]

<磐田・名古屋>川又(左)と競り合う磐田DFパパドプーロス

ナビスコ杯予選リーグA組 磐田1―3名古屋

(6月5日 ヤマハ)
 既に予選敗退が決まっている磐田は新助っ人のDFパパドプーロス(31)がJデビューも、ホームで名古屋に1―3。3年ぶりのナビスコ杯を1勝2分け3敗の5位で終えた。

 序盤からおぼつかなかった。3バック左で初出場したパパドプーロスは、対人ではサイドに追い込みながら、あっさりとかわされた。コミュニケーション不足は明らかで、再三裏を突かれカバリングも遅れた。2月に上海申花(中国)を退団後は母国ギリシャでトレーニングを積んでいたが、試合勘不足も否めない。3失点した前半で交代し、試合後の取材ゾーンを無言で通り過ぎた。

 後半は一転。19分にFWジェイ(34)が左足痛から復帰後2戦目で初得点となるヘッド弾を決めた。その後もボランチからトップ下に移ったMF川辺駿(20)が「4点取るつもりだった」と狭いスペースを絶妙なスルーパスでこじ開けるなど持ち味を発揮。公式戦3戦ぶり出場のMF松浦拓弥(27)も豊富な運動量で攻撃の起点となった。「前半が夜なら、後半は昼だった」とジェイ。11日のFC東京戦(エコパ)は“デーゲーム”を長く続ける。

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2016年6月6日のニュース