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本田、左膝裏痛で欠場決定も…“本田不在システム”の構築に期待

[ 2016年6月2日 05:30 ]

別メニュー調整の本田はハリルホジッチ監督(左)と言葉をかわす

キリン杯準決勝 日本―ブルガリア

(6月3日 豊田ス)
 左膝裏を痛めたFW本田はブルガリア戦欠場が決定した。練習前に指揮官と話し込み、その後はストレッチなど完全別メニュー。会見でハリルホジッチ監督は「リスクは冒さない。本当に残念だ」とし、右FWの代役には小林悠や清武らが起用される見込みとなった。

 ただケガを前向きに捉える本田のスタンスは不変だ。「そもそも僕が入る、入らないで左右されるようでは2年後のW杯で結果を残せない。違うプランでは“こっちの方が良いかな”と思える方が良い。全てがオプションになるようにならないといけない」。

 15年11月のW杯アジア2次予選カンボジア戦では、本田が後半途中に投入されるまで1点リードの苦しい戦い。本田がいない時はアジアでも苦戦する試合が多い。W杯で好成績を残すためにも“本田不在システム”の構築に期待を寄せた。

 7日の2戦目の出場も不透明だが、「ケガをするたびに良い機会と思っている。(体の)左右のバランスとか来季へ向けて筋肉状態とか見直せる」と語った。

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2016年6月2日のニュース